装丁デザインを作る際の各ソフト共通の内容について
お客様の想いや願い、メッセージが詰まった本に仕上げるため、オリジナルの装丁デザインを作ることができます。パソコンの各種ソフトウェアを使用することで、比較的簡単にデザインを作ることができ、こちらでは各ソフトに共通の仕様や注意点などをご紹介いたします。
サイズについて
ソフトカバーのサイズ
ソフトカバーについては、下図を参考になさってください。ハードカバーでの作成を希望される場合には、詳細なサイズをお気軽にお問い合わせください。
仕上がりサイズ
用紙 | 表紙サイズ | ソデサイズ |
---|---|---|
A4 | 297mm×210mm | 297mm×140mm |
B5 | 257mm×182mm | 257mm×120mm |
A5 | 210mm×148mm | 210mm×100mm |
四六 | 188mm×128mm | 188mm×80mm |
B6 | 182mm×128mm | 182mm×80mm |
新書 | 179mm×105mm | 179mm×70mm |
A6[新書] | 148mm×105mm | 148mm×70mm |
本に巻き付けるソデの幅
「ソデ」とは、表紙にカバーを巻いたときに、内側に折り込む部分で、表紙の幅の3分の2程度が適切と言われています。
カバーを巻きつける際の余裕が必要ですので、カバーに画像や模様を付ける場合には、3~5mmほどソデ側に飛び出すように余分に作成してください。
背表紙の適切な幅
背表紙の幅は、本文に使用する紙の厚みやページ数によって異なりますので、微妙な調整は当社で対応いたします。詳細なサイズについてはお気兼ねなくお問い合わせください。
各ソフトに共通の仕様や注意点について
塗り足し
背景に色、模様、画像などがある場合には、全ての方向において3mmずつの塗り足しをお作りください。なお、塗り足された箇所は製本工程における断裁の際に切り落とします。
Illustratorの「トンボ」について
裁断機によるズレを防止し、断裁時の失敗をなくすために、ご入稿前に必ず「トンボ」を作成してください。対象を選択した上で「メニュー」バーから「フィルタ」「クリエイト」「トリムマーク」の順にクリックすることで作成できます。
綴じの方向
本文が縦書きでしたら「右綴じ」、横書きでしたたら「左綴じ」をお選びください。