校正とはどんな作業?
2021/08/21
本を作るときには欠かせない大切な工程が校正という作業です。
今回は校正について説明していきます。
校正とは何をすること?
校正とは、誤字脱字がないか、適切に改行はできているか、画像のレイアウトや色などに問題はないかを確認し、修正の指示をする作業です。
出版社では専門の用語や記号を使って赤ペンで修正指示をするのが一般的ですが、専門の用語や記号を使わずに行う場合もあります。
校正をするタイミングはいつ?
本を作る場合、文章や画像の原稿データを本にしたい形のレイアウトで一度印刷し、校正刷り(ゲラ刷り)を作ります。
校正は、このタイミングで校正刷りを使って行われます。
校正刷りを見ながら間違いがないかを確認し、修正したものをまた印刷して確認、修正の指示と何度も繰り返すため、根気が必要な作業です。
最近ではデータ上だけで行うこともありますが、大変な作業なことに変わりはありません。
校正と校閲の違い
校正は文章の誤字脱字や改行、レイアウトのミスなどを確認し、修正指示をするという文字に関する作業でした。
校閲は文章に書かれている内容が正しいか、不適切な表現はないかなど内容に関することを確認し、修正の指示をする作業です。
似ているようで見るポイントが違うため別の作業ですが、文脈によっては校正に校閲の内容を含むこともあるので注意が必要です。
まとめ
校正とは原稿を元に校正刷りを作り、間違いを探して修正指示をする作業のことでした。
製本してしまった後では誤字脱字を訂正することが難しいため、とても重要で気を使う作業が校正です。
JIBUN出版では、初めて出版される方の為に校正を2回までは料金内でやり直し可能とさせて頂いており、
一番慎重になる校正を安心して進めて頂けるようにしております。