校正が難しいと感じたときの対策
2021/08/25
校正作業ですべての間違いを探し出すことはプロでも難しいため見落としが発生しがちですが、いくつかのポイントを知っているとグッと楽になります。
今回は、校正をするときに役立つポイントをいくつか紹介します。
内容を追わない
文章の内容を追っていってしまうと、間違っているところを脳が勝手に修正して読んでしまうことがあります。
これでは校正作業をしている意味がなくなってしまうので、内容を追わずに文だけを見ていくようにしましょう。
文章として読まない
文ではなく単語や文字に区切って読むことも大事です。
文章として読むと脳が勝手に修正してしまうので、それを防ぐために「単語で切り分けて後ろから順に読む」なんて手法もあります。
音読する
実際に声を出しながら読んでみると、ただ目で追っていたときには見落としていた間違いに気付けます。
黙読しているときよりスピードが落ちるので、より丁寧に読めるようになるという意味もあります。
メモを取る
表記ゆれしやすい語句は出てきたときにメモをしておきましょう。
同じ言葉が出てきたときに気付きやすくなります。
メモをしたことが原因で間違いが増えることはないので、怪しいと思ったらとにかくメモをしておくくらいでも良いかもしれません。
休憩はしっかりとる
当然のことですが、人間の集中力には限界があります。
一度に終わらせようとせず、休憩を入れることも大切です。
まとめ
校正は難しい作業ですが、きっちりポイントを抑えていればミスを減らせます。
今回紹介したポイントが役に立てれば幸いです。
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