本の原稿の種類について
2021/12/01
本を出版するにあたって、構想を練って、その後にいよいよ原稿の作成にとりかかると思います。
しかし、本を出版するのが初めての人はどのような原稿を作成すればいいか迷われる方もいらっしゃいます。
原稿にはいくつかの種類があり、それが本の出来栄えや費用に影響いたします。自分に合った方法を見つけましょう。
そこで今回は、本の原稿の種類について解説していきます。
テキスト原稿
Wordやテキストエディタ、一太郎などを使って作成した文章データを、テキスト原稿と言います。
このテキスト原稿を用いて出版社がレイアウト作業と編集作業を行い、本を作成していきます。
テキスト原稿の作成する時、「ベタ打ち」と言って、改行や段の揃え、ページ数を入れる等のレイアウトに関わる作業をしないで、文章をそのまま入力し続ける作業で「生の原稿」を作成して、その後自分で書式設定や画像挿入を作業して行くと、文章に集中できるので効率的な作成方法ができます。JIBUN出版ではこの「生の原稿」と画像をお預かりさせていただくと、その後の書式設定、レイアウト、画像の挿入をいたします。専門の作業者が行いますので、一般の書籍と同等の紙面が出来上がります。面倒で専門性を求められる作業を執筆者がしなくても良いので便利で間違いがありません。簡単に原稿を作成することができます。
完全データ原稿
一太郎やMSWord、MSパブリッシャー、Adobe イラストレーターなどで作成したデータを、出版社側が編集せずにそのまま印刷できるものを完全データ原稿と言います。
編集や校正の費用がかからないので、ソフトを十分使いこなせる人におすすめです。注意すれべきなのは間違ったデータもそのまま印刷されてしまうので、慎重な確認が求められます。
手書き原稿
ペンを使って紙に自家書きした原稿を、手書き原稿と言います。
基本的に使う紙やペンは何でも良く、出版社側が「文字起こし」といって手書きの原稿をテキスト原稿に打ち直します。
パソコンが使えないからと本の出版を諦めている人も、手書き原稿に対応しているJIBUN出版社であればお受けできます。ただ、文字起こしには別途費用がかかります。
ダイレクト原稿
作成した原稿を自身でプリントアウトしたものを、ダイレクト原稿と言います。
ダイレクト原稿をPDF化して出版社に渡すと、ページ順に整理して印刷してくれます。
まとめ
本の原稿の種類は主に4つあるので、自分に合った方法で原稿を作成してみてください。
弊社は完全データ不要で、Wordのベタ打ちや手書き原稿の持ち込みも歓迎しているので、自費出版をお考えの方は気軽にご相談ください。