布で表装する方法について
2022/02/01
作成した書や絵画を保管するには「表装」という方法が用いられることが多いですが、自分で布を使って表装するのはとても難しいです。
とはいえ、そのままでは保管するのが難しく、自分の作品を気軽に楽しみたいという人もいるでしょう。
そこで今回は、布で表装する方法と、おすすめの保管方法について解説していきます。
布で表装する方法
まずは表装に使用する布を選択しますが、布の種類によって作品の印象が大きく変わるので、作品に合った布を選びましょう。
そして、全部で3回裏打ちをしていきます。
1回目の裏打ちは作品の補強、2回目の裏打ちは作品の厚さ調整を目的に行います。
2回目の裏打ちが終わったら作品にキレを取り付け、3回目の裏打ちをします。
そうしたら表面と裏面を十分乾燥させ、最後に掛軸用の仕上げや額に入れて完成です。
自分の作品を気軽に楽しむには
布を使った表装は時間と労力が必要で、ある程度の技術がなければきれいに仕上がりません。
そのため、全ての作品を表装して保管するのは難しいでしょう。
そんな方におすすめなのが、作品集です。
自分の作品を1冊の本にまとめることで、気軽に作品を見返すことができます。
作品をデータ化して出版社に持って行けば本格的な作品集に仕上げてくれるので、自分で表装するより手間もかかりません。
まとめ
布を使った表装は味があって魅力的ですが、自分で表装するのは簡単ではありません。
自分で作成した作品の保管方法に困っている方は、ぜひ弊社で作品集を作ってみませんか?