図や写真に説明文をつけよう
2020/01/01
ブログなどを本にする時は、本文と一緒に、ブログに載せた写真やイラストも載せます。
そんな時、写真やイラストに説明文(キャプション)をつけてみませんか。
キャプションの付け方には、いくつかコツがあります。
・できるだけ1文にまとめる。長くても2文ぐらい
すぐ読み切れる文字数がよいです。なるべく短い文章をひとつだけ、長くても2文ぐらいまでなら、すぐ読めます。行数は2行以内ですっきりおさめます。
撮影場所や使用機材・画材などのデータも書き添えたい場合は、( )をつけて。( )は行数にカウントしなくても大丈夫です。
・文体は簡潔に、文末は全体で統一する
文章は、修飾語は多用せず、体言止めなどですっきり終わらせます。「時には失敗することもある」より「時には失敗することも」で終わらせると、シンプルですね。
また、「です」「ます」にするのか、「だ」「である」にするのか、本全体を通じて、文末は統一します。
・記号はなるべく使わない
ブログなら「と~っても!おいしいケーキでした★」というキャプションも親しみを感じますが、紙の本なら「とてもおいしいケーキでした」のほうが読みやすいですね。
・見たままではなく、見えない部分を説明する
赤いバラの写真に「とてもきれいな赤いバラ」とキャプションをつけても意味がありません。写真を見れば分かるからです。
「渋みのある赤が特徴のパパメイヤン」「香りが濃厚なゲーテローズ。オードトワレの原料になる」など、一目見ただけでは分からないことを補足します。
・配置を工夫しよう
「タテ写真なら、キャプションは縦書きにして写真の左側につける」「ヨコ写真なら、キャプションは横書きにして写真の下につける」など、配置を考えるのも楽しいものです。
もちろん、「タテ写真でもヨコ写真でも、キャプションは必ず下部で統一」というのも、まとまりがあって美しいですね。
最後に、楽しいキャプションを作るには・・・。
本文に書ききれなかった「こぼれ話」のような、ちょっとしたエピソードや余談を簡潔に紹介するつもりで書くと、良いものができます。
ブログの雰囲気を保ちつつ、本らしい写真の見せ方ができたら素敵ですね。