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つらかったできごと、書く?書かない?

コラム用(画像巻き込みあり)

つらかったできごと、書く?書かない?

2025/08/01

自分史を書くうえで避けて通れないのが、悲しい思い出。
一人の人間がこの世に生きてきた以上、悲しい出来事、つらい出来事は必ずあったはず。
それを自分史に書くか、書かないか、迷う方も多いことでしょう。
 

悲しい出来事は明鏡止水の心で見つめる

自分史の目的によって決める

ひとくちに「悲しいできごと」「つらい思い出」と言っても、天災や戦争など、多くの人が巻き込まれ歴史にも刻まれるようなことから、大事なものの喪失や親しい人との別れなど、個人的なことまで、いろいろあります。
どちらにしても、生き方が変わるきっかけになることに変わりはありません。
その体験の苦しさは比べようのないものです。

ただ、今から書こうとしている自分史の目的によって、詳しく書くか、数行で事実だけを記すか、あるいはまったく触れないか、選択することは可能です。
人生の、幸せで恵まれていた部分を振り返って「良い人生だった」と感謝するのか、喜びも悲しみもすべて包み隠さずご自身の生きざまを赤裸々に子孫に伝えたいのか。
自分史を書こうと思ったきっかけはなんでしたか?
誰に読んでもらいたいですか?
 

書くと決めたら澄んだ心で 

自分史を書くことの目的が「自分を見つめ直すこと」「包み隠さず伝えること」であるなら、やはり逃げずに書いた方が良いでしょう。
そして、つらかった出来事から目をそむけず、しっかり書こうと決めたなら、澄んだ目と心で向き合うことが必要でしょう。
目と心を澄ますコツは、感情に動かされるのではなく、客観的になることです。
自分史を書こうと思い立つあなたなら、文章にはある程度自信があるはず。小説を書く時のような気持ちで、主人公であるあなたを、一歩引いた視点から見つめて、冷静に描きます。

温かい飲み物やお気に入りの音楽を用意して、心を鎮めたら、まずは淡々と、
「私が○歳の時/○年○月、××というできごとがあった」
と事実のみを書いていきます。
つらくなったら、すぐ書くのをやめて。
落ち着いたらまた書き始めます。少しずつ、その時感じたことや心の動きを書き足していきましょう。
「悲しかった」「怖かった」など、感情を直接表す言葉は使わず、「この雨がやむ時がくるとは思えなかった」「唯一の希望の光はとても細く、遠かった」など、抽象的な表現にすることで、心が波立つことを抑えるのも良いですね。明鏡止水のごとし。

無理に書かなくてもよい

あえて書かないという選択もあり

どうしてもつらくて書けないのなら、書かないという選択も可能です。
あなたの本なのですから、何を書くかを決めるのはあなたの自由。
親しい人にだけ読んでもらう予定の自分史なら、
「ちょうどこの頃、私には大きな喪失があり、生活が一変した」
という一文だけで、察してもらえるでしょう。
また、その時期のことは書かずに先のことをまず書き進めて、気持ちの整理がついてから全体のバランスを見つつ、その時期のことを書き足すという方法もあります。

書くべきか否か、一人で考えていると悲しみに飲みこまれてしまうかもしれません。
親しい身内や友人に、当時のことを少し話して聞いてもらうと、「書くべきこと/書かなくてもよいこと」が見えてくることもあります。
 

執筆代行もうけたまわります

ダブルでは、インタビュー経験豊富なライターが、あなたの自分史執筆を代行するサービスも行っております。
つらかったできごともゆっくりお伺いします。自分史全体の中で、そのできごとにどの程度のボリュームを持たせるか、ご要望にも応じます。
迷った時には、ぜひご相談ください。


【ダブル:執筆代行サービス】
https://double.tokyo/agency/
 

 

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