私家本(私家版)と自費出版の違い
2021/08/05
今回は私家本(私家版)と自費出版の違いについてご紹介していきます。
私家本(私家版)とは、
私家本(私家版:しかばん)とは、友人や関係者など、狭い範囲に配布する為に作った書籍のことを言います。
制作にかかる費用は、全て著者が負担しますが、書店などに置くことを目的としていません。
友人や知り合いに配る為の私家本(私家版)と聞くと、クオリティが心配になるかもしれませんが、印刷や製本は業者に依頼して作るので、書店に並んでいる本と同じくきれいに仕上がっています。
私家本と自費出版の違い
私家本(私家版)は、作品の自由度の高さや、本の制作にかかる費用を自腹で負担するという点では、概念的には、自費出版と似ています。
大きな違いを挙げるとしたら、私家本(私家版)は自費出版と違い、営利を目的としない個人出版なので、ISBNコード(バーコード)がついていないということです。
(要望があればISBNコードをつけることもできます。)
誰に何を伝える為の本なのか
私家本(私家版)は、限られた人に配る為に作るので、誰に向けて、何を伝えたいのかということを意識して作ることが大切です。
「誰」に「何を」伝えるかが意識できれば、書籍によって達成したいゴールが見えてくるはずです。
まとめ
私家本(私家版)と自費出版は、同じように思えますが、私家本(私家版)は、純粋に自分の作品を見てもらうことだけを目的としていますね。
JIBUN出版では、「ほんの数冊でもいいから自分の作品を形にしたい」と、夢にまっすぐな方を全力で応援いたします。
上製本は3冊から、並製本は10冊からご依頼いただけますので、お気軽にご相談ください。