自費出版と同人誌と私家本

自費出版と同人誌と私家本

自費出版と同人誌と私家本

2018/08/01

 

自費出版と同人誌と私家本(私家版)は、どれも似た感じがします。
どれも、印刷や製本の費用を、著者自身が負担するということは、一般的によく知られているでしょう。
では、それぞれどう違うのでしょうか。

 

自費出版は、書店に流通させる本の出版です。ISBNコードをつけることで、全国の書店で販売することができます。国立国会図書館に納品することもできます。
出版社に製作を依頼すると、編集だけでなく、印刷や製本も、その出版社がやってくれます。書店への営業やマーケティングなども出版社が行ないます。
費用がかなりかかりますので、信頼できる出版社を選ぶことが大切です。

 

同人誌は、何人かで、または一人で、費用を出して原稿を印刷し、製本するものです。出版社ではなく印刷会社に製作を依頼します。
書店には流通させず、著者自身が読者に直接販売するケースがほとんどで、書店で販売する場合も、手数料を支払って店頭に置いてもらう「委託販売」になります。
同人誌は、武者小路実篤・志賀直哉・有島武郎ら文学青年が集い、岸田劉生も表紙を担当した『白樺』、斎藤茂吉・島木赤彦らが活躍した短歌誌『アララギ』、正岡子規が俳句誌として主宰し、夏目漱石も小説を発表した『ホトトギス』など、我が国の文学の発展を担ってきました。
製本は、必ずしも本格的なものや豪華なものである必要はなく、昔ならガリ版やコピー、今ならオフセット印刷などで刷ったものを、専用のノリや大きなホチキスで留めて作ることも多いようです。

 

我が国の私家本(私家版)は、その中間といったところでしょうか。
著者が身近な人に配るために作るもので、製作は、印刷会社に依頼することが多いようです。出版社の中には、私家本製作お手伝いサービスを事業のひとつにしているところもあります。
名前の通り「本」ですので、製本は、書店に並んでいる本と同じように美しく仕上げます。ISBNコードをつけず、書店には流通させません(費用を負担すればISBNコードをつけることも可能です)。
戦前や戦中は、発行禁止になるおそれがある作品が私家本として出ました。また、出版社を通じて出した作品とは違う内容を、私家本で別に出した作家もいます。社史や結婚記念アルバムなども、身近な人に配るための私家本と言えるでしょう。

 

ダブルのJIBUN出版は、以上3つのどれでもない「自分出版」です。
たった一冊でもいい、自分の作品を形にしたい。
そんな思いにもお応えします。

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