製本の「丸背」と「角背」の違いとは

製本の「丸背」と「角背」の違いとは

製本の「丸背」と「角背」の違いとは

2018/07/17

 

製本には、文庫本などの「並製本」と、ハードカバーの「上製本」があります。

並製本は、本文と表紙を接着剤で綴じて作ります。針金を使うこともあります。

上製本は、本文を糸で綴じてから、表紙をつけます。本文と表紙をつなぐために、「見返し」という紙も入ります。

 

上製本の背には「丸背」と「角背」の2種類があります。(写真 上)

 

「丸背(まるぜ)」は厚みのある本に向いていて、小口(こぐち=本を開いた時、外側になる部分)にも丸みがついています。背表紙が凸の丸み、小口が凹の丸みになります。小口にも丸みをつけることで、ページがめくりやすくなります。

丸背は、手作業の工程が多く、担当する職人の技術と誠意が込められています。ダブルでは、一冊一冊手作業で丁寧に、美しい丸みをつけていきます。(写真 左下)

 

「角背(かくぜ)」は、背が平らなので「平背(ひらぜ)」と呼ぶ人もいるようです。見た目がすっきり・カッチリしているため、本棚に収納した時、薄いけれども重厚で高級な印象を持つのが、角背の本です。短い作品や論文、絵本に向いています。
だいたいの目安として、厚さが2cmぐらいまでなら角背、それ以上なら丸背が推奨されています。ページ数が少ないものを丸背にしようとしても、背表紙の横幅が狭いとあまり丸みが出ませんし、逆にページ数が多い場合は、角背だと読んでいるうちに背が割れてしまう場合があるからです。
角背は機械でも製本できますが、ダブルのJIBUN出版は角背も手作業で、丁寧に製本します。(写真 右下)

 

新しい本を本棚にしまう時は、並べる順番や見栄えを考えてワクワクしますね。
あなたが本を作るとしたら、丸背? 角背? 本棚ではどんなふうに見せますか?

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