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自分史で終活

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自分史で終活

2023/10/06

終活の一環として自分史を書く方も多いと思います。自分と向き合い、今までやってきたことを見直しす作業ですが、やってきたことを見直すと同時に、やらなかったことを思い出す作業でもあります。
自分史を書くことで、人生のラストステージにやるべきことを洗いだしてみてはいかがでしょう。

前向きな「終活」

「してきたこと」「してこなかったこと」を見直す

「終活」という言葉から何をイメージしますか?
1.家のなかにたくさんある品物を断捨離して、必要なものだけ残す。
2.保険や株、貯金などを分かりやすく書き出しておく。
3.葬儀や墓、サブスクの解約など、死後の段取りを指示しておく。
4.今までの人生を振り返って総まとめをする。
そんなイメージが強いと思います。

自分史を書くということは、「4.今までの人生を振り返って総まとめをする」に入りますね。これまでの自分と向き合うことです。
ここで、発想を少し転換してみましょう。これまでしてきたことを振り返るということは、同時に、「してこなかったこと」にも目を向ける作業です。
 

「終活」は「片付け」ではない

終活というとどうしても、片付けや整理に目が向かいがちですが、新しいことにチャレンジすることも終活です。

1.今までずっと、やりたいと思っていたけれどやれなかったことをやる
2.行きたいと思っていたところに行く
3.会っておきたい人に会いに行く

こういったことも、終活です。
悔いを残さないよう、体と頭が思い通りに動くうちにやっておきたいですね。

自分史を書いて気づく「やり残し」

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自分史を書くと、いままで自分がやってきたことが明らかになります。何に打ち込んできたのか、何を大事にしてきたのか。
生い立ちを振り返りますから、心が10代20代のころに舞い戻っていく作業でもあります。
「これはかなえた、でもあれはまだ挑戦していない」
「ここに行ったとき、あそこにも行きたいと思ったけど、まだ行っていない」
など、やり遂げたこととセットで、未挑戦のことを思い出せるかもしれません。
かなえることが難しい夢でも、そんな夢を抱いていたころのことを思い出すだけでワクワクするでしょう。

自分史の最後に 

終活の一環として自分史を書く場合、最後は家族や周囲への感謝の言葉でしめくくるのが自然ですが、ここで「まだまだ続くよ人生は」という、前進する力に満ちた終わらせ方をしてみてはいかがでしょう。
すなわち、
「このように○○に打ち込んできた人生でしたが、△△をやり残しているので、これから挑戦していきたいと思っています」
「今後は○○に挑戦するので、それについてはまた後日、『自分史第2巻』を上梓します」
といった終わり方です。
実現できなくてもいいじゃありませんか。それを読んだ周囲の人は、
「何歳になってもチャレンジ精神を持ち続ける、すばらしい人だ」
と感じることでしょう。


こちらもご覧ください
【自分史「おもしろい」「そうでもない」の分かれ目は?】
https://double.tokyo/column/detail/20230608131519/
【「自分史」もっとおもしろく!時代の流行を描写しよう】
https://double.tokyo/column/detail/20230908135907/
 

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