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コラム用(画像巻き込みあり)

家系図を書こう

2024/05/15

家族史を書くときは、自分史と違って登場人物が多めになります。
家系図を巻頭または巻末に載せると、ぐっと読みやすくなります。
今回は、家系図を書いてみましょう。
 

自分を中心に書く

登場人物中心の家系図が一番簡単

家族史の史料として家系図を作る場合は、そんなに本格的な家系図でなくても大丈夫です。
一番シンプルなものは、書こうと思っている家族史に登場する人だけを書いた家系図です。読むときの手助けになるものですので、読者にとってはこれだけでも十分ありがたいものです。
歴史の資料としての家系図を見る時は、一番上の祖先からたどって見るのが一般的ですが、ご自分で作る時のコツは、上から作るのではなく、まずご自分を書いて、ご自分の上(親)、下(お子さん)、とご自分を中心に広げていくことです。

例えば、ご自身・配偶者・子どもたちのことを家族史に書くのであれば、こんな感じの家系図はいかがでしょうか。

生没年を書いておくと、読むときにとても参考になりますね。

表記ルールを決める

家系図では、婚姻関係を二重線、親子きょうだい関係を一重線でつなぐことが一般的です。
また、故人は枠で囲みます。
カラーで印刷できるのであれば、女性を赤やピンク、男性を青や緑といった色文字で書くと見やすいですね。

また、上記の例では「配偶者」「配偶者母」など、続柄を書いていますが、ご自分の家族史を書く際は、もちろん「真弓」「純」「清江」「太郎」と、固有名詞を書いてください。

未来へ受け継がれる家族史

終活にそなえて

上で紹介した、ご自分とご自分の配偶者を中心にした一番シンプルな家系図に、おじ・おば・いとこも書き加えると、かなり本格的になります。
家族史を書く際、自分たちの親や祖父母のことに言及するのであれば、おじ・おば・いとこの情報まであったほうが読者が楽しめます。もしその人たちが本文には登場しないとしても、
「おじいちゃんって長男じゃなかったんだ」
「たまにお父さんたちの話題にのぼる『清江さん』ってお母さんの叔母さんだったんだ」
など、家系図だけで楽しめるでしょう。
 

 

終活の一貫として自分史や家族史をまとめる方も少なくないでしょう。
終活では、葬儀に呼んでほしい人を指定しておくことも重要です。
その際、喪主さんたちにとって家系図がとても役に立つかもしれません。



下方を大きく空ける

インターネット上には、そのまま記入するだけで家系図が完成するひな型がたくさん紹介されています。
有料のものもあれば、無料のものもあります。顔写真を入れられるものもあるようです。
使いやすいと感じるものを探して、使ってみてください。

完成した家系図は巻頭または巻末に掲載しますが、その際、紙面いっぱいに載せるのではなく、下のほうに余白を大きく取ってみてはいかがでしょう。
その後、家族が増えたときに、子孫のかたたちが書き加えていってくれるかもしれません。
ご自分の書いた家族史が、未来まで大切にされると考えると、とても楽しくなってきますね。


■製作事例
【自分史・家族史】
これまでにダブルのJIBUN出版で自分史や家族史を作った方々です
https://double.tokyo/works/category/%E8%87%AA%E5%88%86%E5%8F%B2%E3%83%BB%E5%AE%B6%E6%97%8F%E5%8F%B2/

https://double.tokyo/works/category/%E8%87%AA%E5%88%86%E5%8F%B2%E3%83%BB%E5%AE%B6%E6%97%8F%E5%8F%B2/2/

 

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