並製本のメリットは?
2020/05/01
ダブルのJIBUN出版、オススメはもちろん上製本ですが、並製本も受け付けております。
並製本とは、文庫本や参考書、コミックス、雑誌などによく使われる製本で、ソフトカバーやペーパーバックとも呼ばれるものです。
上製本は接着剤で綴じますが、並製本は接着剤のほか、針金や糸を使うこともあります。
綴じ方は何種類かあり、本の内容やページ数によって決まります。
また、表紙は、上製本では土台になる丈夫な紙「芯紙」に別の紙を巻いて作りますが、並製本の表紙は厚めの一枚紙で本体と同じサイズです。
背表紙は必ず角背( https://double.tokyo/column/detail/20180717000005/ )になります。
並製本のメリットには、以下のようなものがあります。
・軽量なので、持ち運びやすい
・開きやすいので、ソファーやベッドなどでリラックスしながら読みやすい
・納期が早い
・コストパフォーマンスが高い
デメリットとしては、「表紙が一枚紙なので折れやすい」「長期保存に向かない」ということを挙げる人もいますが、本好きな人ならソフトカバーの本も大事に扱うことでしょう。また、上質な紙を使えば、一枚紙でもじゅうぶんな強度が期待できます。
ダブルの並製本は、上製本と同じように「おまかせコース」「こだわりコース」があります。ご注文は10冊から受け付けておりますので、大部数の制作を考えている場合は、並製本も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
並製本の制作事例はこちらでご覧いただけます