自費出版の本をいろどる「挿絵」。口絵や扉絵とはどう違う?|出版知識は要りませんダブルにお任せください
2021/04/15
自費出版の本に「挿絵を入れたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし「挿絵」のほかにも「口絵」「扉絵」など色々な呼び方があり、区別がつかない…と迷ってはいないでしょうか。
児童文学などでよく見かける「挿絵(さしえ)」は、文章が並ぶ本のページに彩りを添えてくれますね。
そこで今回は、挿絵と口絵・扉絵の違い、自費出版に挿絵を入れるときの方法などを紹介します。
本の「挿絵」とは?
「挿絵(さしえ)」は、本文中に印刷されている絵・写真・図版のことをさします。
本文に合わせ、カラー・モノクロ、いずれの挿絵も入れることができます。
アニメや漫画などのなかった時代には、大人から子どもまで全世代向けに挿絵入りの本が多く出版されていましたが、近年では、大人向けの小説やビジネス書などに絵やイラストなどの挿絵が入ることは少なくなりました。
「口絵」「扉絵」は、挿絵とどう違う?
挿絵とよく似たものに「口絵(くちえ)」「扉絵(とびらえ)」があります。
「口絵」とは
「扉絵」とは
「扉絵(とびらえ)」は、本の場合は「扉」または「中扉」に印刷されている絵や図版のことをいいます。
扉とは、表紙をめくり、表紙の裏側に貼り付いた「見返し」の次にある、本の題名や著者が印刷されたページのこと。
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表紙と本文の間の紙「見返し」は大切なアプローチ
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扉絵があると洋書のようなしゃれた雰囲気になりますね。
なお漫画雑誌では、それぞれの漫画のタイトルページも扉絵と呼びます。
自費出版の本に、挿絵や口絵を入れたいときは
挿絵・口絵・扉絵とも、上手に使えばさらに本のクオリティが上がります。
自費出版の本に挿絵や口絵・扉絵を入れたい場合、JIBUN出版では、上製本・並製本ともオプションで承っています。
モノクロの文章にモノクロの挿絵を入れる場合は用紙の種類はそのままで問題ありませんが、カラーの絵や写真を使った口絵を入れるには、コート紙などのカラー印刷に向いた用紙を使うとより効果的です。
オプション代金は使用する用紙や印刷内容によって異なりますが、ご希望に合わせて最適な組み合わせをご提案しますので、ぜひお気軽にご相談下さい。