今日から始める自分史制作
2024/10/02
自分史をいつか書きたいけれど、まだ先かな。
その時が来たら、何か書けるだろう。毎日こんなにいろんなことが起きるのだから、エピソードには事欠かない。
もしそうお考えでしたら、自分史制作の準備を今日から始めてみませんか。
未来の自分のために
すでに日記も家計簿もつけているという方は、これからは少し詳細に、起きたできごとや買ったものをつけるほかに、その時の状況やご自分の気持ちを詳しく書いてみましょう。
人は過去を忘れるものです。その時どう感じ、何を思ったか、細かいことはどんどん忘れていきます。ただ大きく「嬉しかった」「悲しかった」という記憶だけが残るもの。過去の自分は、もう他人なのです。
未来の自分のために、素敵な自分史を作るために、日記や手帳、家計簿の欄外などに、その時の気持ちを一言コメントしておいてはいかがでしょうか。今日から始められる自分史の準備です。
毎日の暮らしが自分史のヒント
自撮りを積極的に
スマホの普及に伴い、写真は「撮ってもらうもの」から「撮るもの」に変わりました。
今さらこの年齢で自撮りなんて・・・と恥ずかしく感じる人もいるかもしれませんが、これからの人生で、今日が一番若い日です。毎日の暮らしの中で、楽しいと思った瞬間に、にっこり笑う姿をカメラにどんどんおさめてください。
あとで自分史を制作する時に見つけやすいよう、フォルダを作ってバックアップしておくと安心です。
丹精込めた花が咲いたら、花だけではなく、その隣でほほえむあなたも一緒に撮影。料理が上手にできたら、料理だけを撮るのもいいですが、それを食べるあなたの姿を撮影するともっと楽しい。
いずれ、あなたの書いた自分史を読む人が、「良い笑顔だね」と思ってくれるような写真をたくさん撮りためてください。
常にアンテナを張って
懐かし特集のテレビ番組も要チェックです。「昭和を振り返る」「懐かしのヒット曲」などの番組を積極的にチェックしてみてください。
記憶のふたが開いて、意外なことを思い出します。どんどんメモを取って、数珠つなぎに思い出す当時のことを書きとめていってください。
その時、以前に紹介した「京大式カード」を使うと、あとで並べ替えられるので便利です。
2026年の「昭和100年」に向けて、新聞や雑誌などでも昭和特集が増えてくるでしょう。
いつか書く自分史のために、アンテナを高く張って、日々ネタを見つけて書き留めていきましょう。
こちらもご覧ください
【自分史制作に便利な「京大式カード」】
https://double.tokyo/column/detail/20240902132006/