素敵な本を作るには
2021/01/05
書きためた作品をまとめたい、記念や思い出に本を作ってみたい、と思ったことがある方は多いことでしょう。
けれど、カバーのデザインや色合い、本文の紙質、各ページの行間や余白など、どんなものが自分の本に似合うのか、イメージがなかなかわかないということも。
素敵な本を作るには、素敵な本をたくさん見ることです。
地元の図書館
気軽に行けるのは、なんといってもご近所にある図書館です。
定番の名作から最新の話題作まで、世の中の本好きの心をつかんでいる本がたくさん並んでいます。
そこでずらりと並ぶ背表紙を眺め、なんでもいいので、一冊、手に取ってみてください。
その本の、表紙や見返しはどんなデザインでしょうか。
本文の紙はどんな紙?
余白や行間はどれぐらい取ってあるでしょうか。
そんなことを気にしながら、本を読むというよりは、まず「観察して」みてください。
次々といろいろな本をめくっていくと、字がぎっしり詰まっている本もあれば、すっきり配置されている本もあることに気付くと思います。
しおりや紙質なども、本ごとにかなり個性があります。
次々と手当たり次第に本を眺めているうちに、本のデザインを見る目がどんどん養われていきます。
自分のための本だから。自分の好きな体裁で
好きな本が決まったら、書店へ
いろいろな本の違いに気付いたら、次はどれが一番、自分の好みに合っているか比べてみてください。 内容は気にせず、紙や文字の色み、文字の大きさや配置などが読みやすく感じられるものや、好感度の高いものを探し、一番を決めていきます。 「JIBUN出版」は自分のための出版ですから、自分にとって読みやすい体裁が一番です。 お気に入りの一冊を見つけたら、次は書店で、同じ本を探してみてください。 図書館の本は、保護のために透明のフィルムが貼られていて、カバーを外すことができませんが、書店で見つけた本なら、外して本体の表紙を見ることができます。 また、図書館の本は帯が外してありますが、書店ならもちろん帯つきです。 帯のデザインも参考になります。
ダブルで憧れを形に
「本が作りたいな」「こんな本がいいな」というお客様の憧れを形にするのが、ダブルの「JIBUN出版」です。
紙や紐の見本が多すぎて決められない、自分のセンスを信じていいのかまだ自信がない――そんな時は、図書館や書店で見つけた憧れの本を、ぜひ私たちに紹介してください。
それを踏まえながら、お客様の作りたい本の内容に合わせ、プロの視点で細かいご提案ができればと思います。